今回は人生を豊かにするための3つの大事なことのうち一つについてご紹介します!
まず一つ目は”幸福に対する考え方”です
幸福に対する考え方
僕の幸福に対する基本的な考え方は、ドイツの哲学者であるショーぺンハウアーの「幸福について」により形成されています。ショーペンハウアーは幸福についてこう考えています
①人間が幸福になることは難しい。しかしできる限り楽しく生きる術はある
②人間は他人と合わせようとして人生の4分の3を失う
幸福についていきなり「幸福になることが難しい」とショーペンハウアーは言うんです。しかも「他人に合わせようとして人生の4分の3を失う」とまで言っています。
実際に読者の皆様、もしくは自身の周りの方々を思い浮かべてください。思い浮かべた人たちのうち「自分の人生幸福だ」と胸を張って言える人は何人いましたか?
まず自分自身が「幸福だ」と言えないのであれば上司や同僚、友達や家族に合わせて自身の幸福を失っている可能性があります。今のまま人生を歩んでしまうと人生の4分の3を失ってしまいます。
では、できるだけ幸福にあるにはどうすればいいのでしょうか
自分自身の中に享楽を見出すこと
享楽とは「快楽にふけるさま」を意味します。
そして人間の幸福は3つに分類されると言われ3つのうちの一つに幸福を見出すべきだと、ショーペンハウアーは言います。
【3つの幸福】⇨ショーペンハウワーはこれを3つの根本規定と言います
①その人の人となり
②所有物
③その人の与える印象
もうどの幸福に享楽を見出すことが最も幸福度が高くなるかお分かりですよね??
そう①番の「人となり」に享楽を見出すことが人生の幸福度を高めるのです。理由は”自分の人となり”は誰にも冒されることがなく変わらないからです。
所有物は経済状況によって左右されますし、自分の与える印象は人によって違いますよね。だからこそ”自分の人となりに享楽を見出すこと”が人生の幸福度を高めます。
それでは僕を例に自分の人となりにどう享楽を見出せばいいのか見てみましょう。僕は母子家庭で四人兄弟の長男で「大切な人を守りたい」と言う考え方が前提にあることを例に書いてみます!
「大切な人を守る」ことに幸福を見出す
「守られている」と判断されるのは僕ではなく相手なので、相手の評価に幸福を置いてしまうと「守られていない」と評価されれば僕の幸福度は下がりますよね。
「大切な人を守る能力や考え方を身につけた自分を作る」ことに幸福を見出す
自分自身に幸福を見出すことができれば幸福を自分でコントロールすることができますよね。
僕のプロフィールを見るとよく大変だねと言われますが、僕は人生で一度も不幸だと思ったことはありません。それは”自分の環境が大変かどうかを決めるのは相手ではなく自分”だと小学生の時から思っていましたし、不幸かどうかを決めるのも自分だと思っていたからです。

周りに幸福を求めるのではなく、是非自分自身の享楽に幸福を見出してみてください!
ショーペンハウアーの幸福についてを読みたい場合はマンガがおすすめ!
幸福について 講談社まんが学術文庫 / ショーペンハウアー 【文庫】